赤ちゃんがなにを喋っているのかわからなくても声を聞くだけでも癒されます。
もっとたくさんお話ししたいって思ってしまいます。
赤ちゃんは言葉をいつから話せるようになるのでしょう。
促す方法や話しかけ方のポイントなどを3人の子育てをした経験からご紹介したいと思います。
この記事の概要
赤ちゃんは言葉をいつから話すの?
赤ちゃんに言葉を促す方法
なぜ赤ちゃん言葉を使うの?
まとめ
赤ちゃんは言葉をいつから話すの?
赤ちゃんが中々話そうとしない、発達が遅いのではと悩んでいませんか?
赤ちゃんが言葉を話すのには個人差があります。
性別、性格、環境などでも大きく変わります。
女の子の方が言葉が早いと言われますが、言語能力を司る脳の発達が早いのです。
口や舌が発達してくるのは3ヶ月頃からだと言われています。
「アー」「ウー」など声を発しているだけの「喃語」(なんご)と呼ばれる意味のない言葉です。
6ヶ月頃には、「マンマ」「チャチャ」などの2つ以上の音の連続した言葉を話すようになります。
指さしや身振りなどで気持ちを伝えるようにもなります。
我が家の長男は言葉が早かったです。
6ヶ月の頃には何故か私のことを「ちゃあちゃあ」と呼び始めました。
反対に次男は1歳になってやっと「マンマ」が言えたのです。
このように個人差があります。
1歳頃には早い子で単語が出始めます。
あごが未熟なため喃語の子が多いです。
ただし、簡単な言葉は理解できるようにもなります。
ママの話しかけや音にも反応します。
「おいで」「バイバイ」などの言葉に反応し身振りでも表現できるようになります。
我が家の長女はテレビを見ながら踊っていました。
パパやママの話しかけに反応しなかったり、音のした方向に反応しなかったら、
聴覚や発育に問題がある可能性があるので、医師や保健センターに相談して下さい。
我が家の次男は反応が鈍く保健センターに相談したところ「発達障害」でした。
気になるようでしたら早めの相談をオススメします。
1歳半頃には言葉の発達が著しくなります。
「ワンワン」「ニャンニャン」などの意味のある言葉や2つの単語を組み合わせた、2語文も出始めます。。
この時期、個人差がでるので、
喃語を交えた数語しか話せない子やたくさんの単語を話せる子もいます。
サ行、ラ行の発音は赤ちゃんにとって難しくスムーズに話せませんが
月齢やパパやママの言葉を聞きながら、徐々に正しく発音できるようになります。
赤ちゃんに言葉を促す方法
赤ちゃんは最初に聴覚が形成されます。
赤ちゃんの言葉を促すためには、新生児の時からパパやママのの話しかけが大切です。
何度も繰り返し話しかける事で、赤ちゃんは無意識のうちに言葉を覚えます。
話しかけることにより、信頼関係もうまれます。
パパやママの声を覚え愛情を感じるのです。
愛情をいっぱい注がれた赤ちゃんは言葉を覚えまた、促すのです。
授乳をしながらの話しかけも重要です。
赤ちゃんの目を見ながら優しく話しかけて下さいね。
赤ちゃんは言葉がわからないからと話しかけを怠ると言葉の発育の遅れになりかねません。
絵本などの読み聞かせもいいでしょう。
擬音語の多いものが赤ちゃんが聞き取りやすいです。
抑揚をつけながらゆっくり読み聞かせましょう。
また、絵のみでも構いません。
「ワンワン」「ニャンニャン」「ガオガオ」などゆっくり説明しながらページを進めて下さい。
視覚と聴覚の両方の発達を促します。
赤ちゃん向けの童謡をBGMのようにかけておくのもいいです。
繰り返し聞かせることで歌詞は理解できなくても曲の中の単語は自然に覚えます。
あまり大き過ぎないように注意して下さいね。
なぜ赤ちゃん言葉を使うの?
赤ちゃん言葉には賛否両論あります。
赤ちゃん言葉とは
立つ→たっち・犬→ワンワン・食べ物→マンマ・自動車→プップなどです。
意味のある単語を単純な幼児言葉に置き換えて話すことです。
正しい言葉ではありませんがなんとなく意味がわかる言葉です。
メリットは、覚えやすく、コミュニケーションを取りやすいです。
言葉の学習能力や記憶力が高まります。
「犬」の発音が難しくても「ワンワン」なら言えコミュニケーションが取れます。
言葉で意思疎通ができるのです。
意思疎通ができれば楽しくなり、自然に言葉が身につきます。
デメリットは、サ行、ラ行の発音が苦手です。
「です」が「でちゅ」になったり「傘」が「かちゃ」になったりします。
赤ちゃん言葉を一度覚えると正しい単語に直すのは苦労します。
しかしながら、年齢と共に赤ちゃん言葉を話す子は少なくなります。
赤ちゃん言葉を話すからと無理やり直させると発音が難し過ぎて話すのが嫌になる可能性もあります。
パパやママが正しい単語で話していると赤ちゃん言葉が知らぬ間に直ります。
話しかけはコミュニケーションを取るためのものです。
難しく考えず、しっかり話しかけてあげて下さいね。
まとめ
赤ちゃんが言葉を話すのは個人差もあります。
とは言えあまりに遅いと心配になります。
そんな時は保健センターなどに相談して下さい。
我が子の成長を気長に優しく見つめしっかり話しかけてあげて下さいね。