なかなか寝ない赤ちゃんにおくるみを使った寝かしつけ効果的なの!?おくるみのやり方もご紹介!

なかなか寝ない赤ちゃんにおくるみを使った寝かしつけ効果的なの!?おくるみのやり方もご紹介!育児

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赤ちゃんの寝かしつけには様々な方法があります。
抱っこしてみたり音楽を聞かせたり、
中にはドライブするなんていう人もいます。
車の振動が赤ちゃんに睡眠を促すのです。

今回はそんな寝かしつけ方法の中からおくるみを使った方法をご紹介します。

赤ちゃんと睡眠

赤ちゃんと睡眠

赤ちゃんにとって成長に欠かせないのが睡眠です。
睡眠には日中学んだことを知識として覚える効果や
身体的な成長を促す効果と様々な役割を果たしています。

赤ちゃんのときの睡眠は後々の睡眠リズムにも影響し、
なかなか眠らない子なども出てしまいます。
不十分な睡眠は結果的に将来の生活習慣病のリスクを挙げてしまうのです。

寝かしつけにかかる時間

WHOでは0〜3カ月は14〜17時間、
4〜11カ月は12〜16時間の睡眠時間が必要としています。

大体1~2時間ほどをお昼寝に当てるとしても
夜の睡眠時間はおよそ10~12時間が必要となります。
この時間を達成するためには、朝6~7時に起き、
夜は19~20時には寝る必要があります。

しかし寝かしつけにかかる時間で、
親御さんが大変だったと感じる時期が
新生児期~生後6ヶ月とされています。

このことから0~3ヶ月という低月齢の赤ちゃんは、
寝かしつけを大変と感じている親御さんも多い上に、
必要とする睡眠時間も一番多いことが分かります。

一番眠ってほしい時期に寝てくれないと親御さんにとってもストレスですよね。
また、そのイライラは赤ちゃんにも伝染してしまうため悪循環が生じることもあります。

赤ちゃんのねかしつけにおくるみの効果

赤ちゃんのねかしつけにおくるみの効果

ここでぜひ活用して欲しいのがおくるみです。
おくるみを寒さ予防や沐浴後の体拭きとして利用する人も多いと思います。
しかしおくるみは寝かしつけにも有効なんです。

まだ、自身の手足を認識すら出来ない低月齢の赤ちゃん。
そのためジタバタをもがいてしまうこともあります。
その際赤ちゃんをおくるみでくるんであげれば、
もがくことなく安全に抱っこすることが出来ます。

また、おくるみに包まる感覚はお腹の中を連想するため
自然と赤ちゃんも安心する効果が得られます。

そして眠る際に一番困るモロー反射を抑える効果もあります。
モロー反射とは光や音、などの外的刺激によって手足が
びくっと伸びてしまうことをいいます。

寝かしつけでベッドに戻そうとして反射が起こり、
目覚めてしまったために、抱っこからやり直しという経験はありませんか?

そんな反射もおくるみで赤ちゃんの体を優しく包んで置くだけで予防出来るんです。

おくるみのやり方

では、いよいよおくるみのやり方についてご説明します。
おくるみは正方形の形のものを用意して下さい。

1.まずはおくるみをひし形になるように広げて下さい。

2.ひし形の上角に赤ちゃんの頭が来るように縦に寝かせます。
※ひし形の上角は予め内側に赤ちゃんの枕宛になるよう折りたたんでおきましょう。

3.ひし形の右角を赤ちゃんにかぶさるように覆います。
この時赤ちゃんの腕はまっすぐにしましょう。

4.次に下の角を首元の隙間に巻き込みます。
この時、赤ちゃんが股関節を傷めないように両足部分は少し緩めに包んでください。

5.最後に残った左角を赤ちゃんに包めば完成です。

続いてご紹介するのがお雛巻きという可愛らしい巻き方です。
その名の通りお雛様のように見えることからお雛巻きと呼ばれています。

1.まず長方形のおくるみを横長になるように敷きます。

2.おくるみの中央に赤ちゃんを寝せます。
この時赤ちゃんの頭がおくるみから出るようにしてください。
(赤ちゃんの耳がおくるみの境目に当たる位がちょうどいいです。)

3.左右どちらかの上の方の布の角を赤ちゃんのお尻に包むようにくるみます。

4.同様に反対側もくるみます。
この時点で赤ちゃんは逆さまのクレープみたいにくるまれていれば0Kです。

5.続いては下の方の布です。
まずは赤ちゃんの足をガニ股にします。

6.左右どちらかの下の方の布を赤ちゃんの肩の下に包むようにくるみます。

7.反対も同様にしたら完成です。

今回は長方形のおくるみで説明しましたが、
ご家庭にない場合はバスタオルで代用できます。

これらは我が家で行ったおくるみの方法ですが、
サイトや動画には多くのおくるみの巻き方があるのでそちらも参考にしてみて下さい。

おくるみの注意点

くるむ際には緩むのが心配でキツくくるみたくなってしまいますが、
キツくすると赤ちゃんが苦しくなってしまいます。
ある程度ゆとりをもってくるみましょう。

また、使用するおくるみやバスタオルは大きめのものを使用しましょう。
その方がキツくくるまずにすむからです。

最後に室温や赤ちゃんの体温にも注意して下さい。
おくるみで体温が上昇し汗をかいてしまう場合もあります。
赤ちゃんは体温調整がうまく出来ません。熱くないか、寒くないか注意してあげましょう。

最後に

いかがでしたか?

赤ちゃんが泣き止まないと不安になりますよね。
特に産まれてすぐは赤ちゃんのお世話も不慣れで、
なんで泣いているかも分からない状態です。

私も産後の入院中は不安でいっぱいでした。
しかし、その時助産師さんが赤ちゃんを包んで落ち着かせてくれたのです。

病院では赤ちゃんは大抵おくるみスタイルで過ごしていると思うので、
入院中に少し練習しておくと
自宅に帰った時にスムーズにおくるみが出来るのでオススメですよ。

もちろん入院中にそんな余裕ない!という人もいると思います。
そんな方は落ち着いたらで大丈夫です。心に余裕がある時に試してみて下さい。

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